『1冊まるごと「完コピ」読書術』とは
「完コピ読書術」とは、その名の通り、
「1冊だけを完全コピーするまで、とことんやり抜く読書術」で、まったく新しい読書法です。
今までの読書では、どちらかと言えば
「たくさん本を読む=多読」が推奨されてきました。
たくさん本を読めば成長できる、そんな神話にも似た読書が信じられてきたと思います。
しかし本を読んでも成長できない人は世の中にあふれています。
なぜなのでしょうか?
それは、端的に言えば、
多くの人が本で読んだ知識を実践していないからです。
そして読書をして実践する方法論をほとんどの人が知らないからなのです。
何を隠そう私自身がそれでした。
3年の専業主婦を経てビジネスの場に戻ってきた28歳の時には、
自分のあまりのデキなさっぷりに絶望しました。
その時、たくさん本を読んでみたものの、全く変われなかったのです。
ところが、長いトンネルのように成長できない数年間を経て、33歳の時。
1冊だけをとことんやり抜いたことで、人生が開けました。
そのときに手にした運命の1冊が
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
(岩崎夏海著 ダイヤモンド社)
です。当時、管轄する営業部のマネジメントに課題を持っていた私は、
自分のマネジメント手法をすべて捨てて、
この『もしドラ』をチームで完コピするべく取り組みました。
すると見事、半年で3倍の売上を叩き出すまでに成果を出すことができたのです。
この成功体験は私の中で非常に大きく、人生を変えるインパクトをもたらしました。
そして、その後の人生でも何度もこの「完コピ読書術」を発動することで
自らをアップデートし、成長し続けることができるようになっていったのです。
これらの経験とノウハウを1冊にまとめたのが今回発売となる
『今度こそなりたい自分になる!1冊まるごと「完コピ」読書術』(PHP研究所)
です。
また、この「完コピ読書術」は、実はビジネスの現場でも、とても役立つ重要なスキルとなります。
何かを学ぶためには、ノウハウの真髄を理解し、それをトレーニングするように実践する必要があるからです。
でも、多くの若手はそれができていない。
2.5万人に研修カリキュラムを届けてきた私の実感でもあります。
今後は、SoZo株式会社の研修メニューとしても、新たに「完コピ読書」研修をお届けしていきたいと思っております。
こんな人に読んでほしい
✓社会人になってから会社以外で学ぶ場所がない方
✓自分にピッタリの本に巡り合っていない方
✓本を読んでいるのに、成長を実感できない方
✓部下たちが成長できないことに課題意識を持っている役職者の方
✓会社で課題図書を設定しているけど、メンバーの到達度・習熟度に不満を持っている経営者の方
特に役職者、経営者の方々、会社の課題図書として『1冊まるごと「完コピ」読書術』をメンバーに読ませてみませんか?必ずや変化のきっかけを掴んでいただけると思います。
目次(一部抜粋)
【第1章】なぜ何十冊読んでもあなたは変われなかったのか ❖多読の誤解と1冊をやり込む効能
新しい読書習慣❶> 情報収集なら「多読」、スキルを身につけたければ「完コピ」
新しい読書習慣❷>「完コピ」は、いつどこにいても始められる最高の独学術
■ コスパ&タイパ抜群だから、ムリせず続く
■「金メダル妄想」で三日坊主を克服! ―― 頭のいい人にも追いつける
■ 突然、「プロジェクトX」のテーマ曲が頭に流れる
新しい読書習慣❸>「完コピ」は、「もっと○○になりたい」を100%叶える自己実現法
■「忘れない読書」 いつまでやるか問題
■ 読書版「精神と時の部屋」で修業をする
【第2章】あなたが読むのは、たった1冊でいい ❖なりたい自分に導く「師匠本」の選び
「師匠本」選び❶ >「なりたい自分に導く1冊」が見つかる5つの心得
■ 運命の出会いは、偶然? それとも必然?
■「師匠本」は、あなたの本棚に埋もれている
■ 最大の敵は「浮気心」
■ 背伸びせず、気軽に話せる1冊を「パートナー」に選ぶ
「師匠本」選び❷> 三種の神器は「著書プロフィール」「目次」「はじめに」
■ 読む順番1 「著者プロフィール」
■ 読む順番2 「目次」
■ 読む順番3 「はじめに」
■「なりたい自分」ってなんだろう?
■ あなたのキャリアは「山登り型」? 「川下り型」?
「師匠本」選び❸ >本棚から「師匠本」を見つけ出す1時間集中ワーク
「師匠本」選び❹ >本棚になければ、大型書店に行きなさい
「師匠本」と偶然出会って始める完コピ読書
【第3章】「師匠本」を「完コピ」して激変した私の人生 ❖ストーリーで学ぶ! 「完コピ読書術」
【第4章】「師匠本」を100%あなたの中に落とし込む技術 ❖「完コピ読書術」の全貌公開
【第5章】「完コピ」の振り返りを徹底して「なりたい自分」になる ❖うまくいかないときの対処法